Kakuya Ohashi and Dancers

「ザ・ワールド シーズン2」

コンテンポラリーダンスの極北をひた走る大橋可也&ダンサーズが、東京都江東区を舞台に、リサーチに基づいてダンス作品をつくる長期プロジェクト「ザ・ワールド」。「シーズン2」では、エリアを清澄白河~東陽町へ拡大し、散歩型と劇場型の2種類のパフォーマンスを発表します。ぜひお立ち会いください。

カフェコラボ 寄付のお願い 協力者募集について

[更新情報]

  • 2015/04/18 「クラウデッド」 「ヘヴィメタル」の作品情報を公開しました。
  • 2015/04/01 4/11(土)19:30より「ザ・ワールド シーズン2」ポストシーズン・パーティを開催します。
  • 2015/03/22 「クラウデッド」3/22(日)の当日券は14:55または15:40の回をご案内します。それぞれ10分前を目安にSNACにお越しください。
  • 2015/03/21 「クラウデッド」3/22(日)の予約申込みは終了しました。当日券は若干数販売します。
  • 2015/03/18 「クラウデッド」3/21(土)の予約申込みは終了しました。当日券は若干数販売します。
  • 2015/03/18 「クラウデッド」ご来場のお客さまへのご案内を掲載しました。

「クラウデッド」

出演:皆木正純、阿部遥、山本晴歌、益田仲子、秋本ふせん、伊藤雅子、後藤海春、横山八枝子、小松杏里、崎本実弥、安藤暁子、有泉汐織、伊藤陽太郎、梅内はるか、古茂田梨乃、塩田将也

2015/3/20(金)21(土)22(日)13:45~16:00(受付時間)

出発地点:SNAC
江東区三好2-12-6-1F
清澄白河駅徒歩3分

ご来場のお客さまへのご案内

下記の注意事項をご一読のうえ、ご来場をいただければ幸いです。

[受付について]
お時間に余裕をもって観察していただくため、ぜひ14:00を目指してご来場ください。
最初の会場SNACでのパフォーマンス開始時間は、1. 14:10~ 2. 14:55~ 3. 15:40~を予定しています。
15:30までの受付をおすすめします(それ以降になるとすべてのパフォーマンスをご覧いただけない可能性がございます)。
受付後、複数の会場を移動しながら、ひそかにパフォーマンスを観察していただきます。
受付時間に関わらず、終演は18:45頃を予定しています。
雨天決行です。

[タイムスケジュール]
パフォーマンスの合計時間は2時間強、移動に要する時間は合計1時間程度を見込んでいます。
最後のパフォーマンスまでに余裕がありそうな方は、寄り道やオプションの観察コースもあります。

[各会場]
パフォーマンスの開始場所と終了場所は、別の会場になります。またクロークのご用意はございません。
会場によっては、お座席のご用意がない場所もございます。あらかじめご了承ください。

[公演に関するご注意]
長時間まちなかを歩いていただくパフォーマンスです。動きやすい格好、歩きやすい靴でお越しください。雨天時の雨具のご用意や、寒さ対策も忘れずに!
住宅街を歩く際にはお静かに。車・自転車・他の歩行者にもご注意ください。

[ドリンクチケット]
ドリンクチケットの当日の使用については、各自の散歩ペースに合わせてご判断ください(地元で人気のお店のため、混雑している場合もあります)。 チケットの有効期限は4月末まで。後日改めてお楽しみいただくこともできます。
各店舗については、カフェの協力者たちをご覧ください。

[当日券について]
各日ともに若干枚数の販売を予定していますが、パフォーマンスをご体験いただける人数には限りがございます。
また会場へのご案内にお時間を要する場合がございます。あらかじめご了承ください。
当日券をお求めのお客さまは、14:00にSNACへご来場ください。 </p>

「ヘヴィメタル」

出演:皆木正純、阿部遥、益田仲子、安達みさと、阿部秀宣、吉澤慎吾、平多理恵子、白井剛

2015/3/25(水)26(木)19:00開演
開場は開演の30分前。終演は20:30頃を予定しています。

会場:江東区文化センターホール
江東区東陽4-11-3
東陽町駅徒歩5分

構成・演出・振付:大橋可也
ドラマトゥルク:長島確

リサーチャー:加藤雄大、小林あずさ、坂上翔子、涌井智仁
ドラマトゥルク補:メル
音楽:涌井智仁、鼓次郎
映像:吉開菜央
衣装:ROCCA WORKS
照明:筆谷亮也
音響:牛川紀政
舞台監督:原口佳子(モリブデン)、小野哲史
写真:GO
ドキュメントデザイン:石塚俊
フライヤーデザイン:agasuke
制作:坂上翔子、小林あずさ
制作協力:麻生琴、平岡あみ、柴田温比古、及位友美(voids)
撮影協力:そら庵

[料金]
パスポート:4000円
※クラウデッド、ヘヴィメタルの両公演をご覧いただけます
※前売のみ

一般:3000円
U29(29歳以下)、江東区民、ティアラ友の会:2500円
※クラウデッド、ヘヴィメタル片方の公演のみ
※当日は各500円増し

[チケット取扱い]
大橋可也&ダンサーズWebサイト

江東区文化センター 03-3644-8111

※パスポート、クラウデッド単体のチケットは大橋可也&ダンサーズのみの取り扱いとなります。
※ティアラ友の会はヘヴィメタル単体のみ、江東区文化センターのみの取り扱いとなります。

チケット発売日:2015/2/10

[問い合わせ]
大橋可也&ダンサーズ
Tel: 03-6905-9264 Fax: 03-6905-9265
Mail: office@dancehardcore.com

主催:一般社団法人大橋可也&ダンサーズ
共催:公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 江東区文化センター
助成:芸術文化振興基金、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
認定:公益社団法人企業メセナ協議会
協力:公益財団法人セゾン文化財団

[プロフィール]
大橋可也&ダンサーズ(おおはしかくやあんどだんさーず)
1999年結成。ハードコアダンスを提唱、暗黒舞踏の方法論を基に現代社会における身体の在りかたを追究しているダンスカンパニー。2008年に発表した『帝国、エアリアル』では関連するフリーペーパーを制作、配布するなど、ダンスの枠組みにとどまらない活動をおこなっている。2013年、写真家GO撮影による初の写真集「Books, Phantoms」を発売、振付家・大橋可也が「第44回舞踊批評家協会賞新人賞」を受賞。2013年7月には、日本SF界を代表する作家、飛浩隆による長編小説『グラン・ヴァカンス』をダンス作品化、発表した。2014年7月、「利賀演劇人コンクール2014」にて奨励賞を受賞。舩橋陽、大谷能生、空間現代ら先鋭的なミュージシャンとの共同作業も多くおこなっている。

長島確(ながしまかく)
日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、コンセプトの立案から上演テキストの編集・構成まで、身体や声とともにあることばを幅広く扱う。ベケットやサラ・ケイン、ヨン・フォッセらの戯曲の翻訳のほか、阿部初美、中野成樹をはじめさまざまな演出家や劇団の作品に参加。また『墨田区/豊島区/三宅島/淡路島在住アトレウス家』等のアートプロジェクトも手がける。ミクストメディア・プロダクト/中野成樹+フランケンズ所属。

白井剛(しらいつよし)
振付家・演出家・ダンサー。1995年より、ダンス/パフォーマンス/映像製作などの活動を始める。1998年、ライブパフォーマンスを主体とした創作の場として「study of live works 発条ト」を立ち上げる。2006年からは新たな活動単位「AbsT」名義で活動。振付家/ダンサーとしてこれまでに幾つかの賞を受賞。音楽家・美術家・舞踊家等さまざまなジャンルのアーティストとプロジェクト毎に共演する形で、国内外にて作品を発表している。今回が初めての大橋可也振付作品への出演となる。

ザ・ワールド カフェコラボ

「ザ・ワールド」はシーズン2の会場となる清澄白河~東陽町エリアのカフェとコラボレーションをおこないます。お近くにお越しの際は、ぜひ各店舗にお越しください。

sunday zoo

mamma cafe 151A

EARTH+ cafe & bar

「ザ・ワールド」への寄付のお願い

パフォーマンスプロジェクト「ザ・ワールド」では、公演開催に掛かる費用に対して多くのかたのお力添えを必要としています。公益社団法人企業メセナ協議会を通じて寄付をおこなっていただくと、税制の優遇を受けることが可能です。寄付は個人・法人問わず1000円から。
寄付方法および優遇内容については、企業メセナ協議会のWebサイトをご覧ください。

「ザ・ワールド」協力者募集について

パフォーマンスプロジェクト「ザ・ワールド」では、さまざまなかたちの協力者を募集しています。江東区にお住まいのかた、アートプロジェクトに興味をお持ちのかた、どうぞ気軽にお問い合わせください。

ドラマトゥルク長島確による「ザ・ワールド」協力者募集の呼びかけ

土地の記憶を吸う吸血鬼のプロジェクト「ザ・ワールド」

大橋可也&ダンサーズは、2013年から、江東区でリサーチにもとづいてパフォーマンスをつくるプロジェクトを進めています。モチーフは吸血鬼。アーティストが異物感をもったまま地域に関わっていくことを、どのようにプロジェクト化できるのかと考えた結果です。
いわゆる吸血鬼モノには2種類あり、ひとつはドラキュラのようなスーパーモンスター。もうひとつは種族としての吸血鬼が、ひっそりとまちへ移り住んでくる話。このプロジェクトは後者のタイプで、静かにネットワークを広げていければと思っています。われわれの吸血鬼は、血を吸うかわりに〈土地の記憶〉を吸います。2013年からリサーチャーがまちの情報や言葉を集め、2014年の3月にはそれをもとにダンス公演と、展示およびトークイベントを行いました。 来る2015年3月には「シーズン2」と題し、散歩型と劇場型の2種類の公演をおこないます。
このプロジェクトは少なくとも2020年まで続ける計画です。東京オリンピック・パラリンピックへ向け変貌していくまちの記憶のアーカイブにもなるはずです。目撃者に加え、さまざまな協力者を募集しています。ぜひご参加ください。
ドラマトゥルク 長島確